インキュベクス株式会社です。

こちらのページでは、『10年後を生き抜く「経営の考え方」』と題して、当社がなぜ皆様に訪問看護ステーションや住宅型有料老人ホーム運営をお勧めするのか、h3経営者の皆様に知っていただきたいこと、成功するために必ず押さえていただきたいポイント等を7回に分けてお伝えいたします。

第6回目は、読者様が事業主となった場合に関わる「看護師」という方々の特性について。

そして私たちが支援した「訪問看護ビジネス」のうち、成功事例と失敗事例
――何故差がついたのかについて、詳しくお伝えいたします。

「看護師とこれまでいっさい関わったことなどないが大丈夫か?」

すでに本業を営まれている経営者様には、訪問看護ステーション事業の優位性についてお分かりいただけたと思います。しかし医療というある意味特殊な業界のため、

「本当に異業種から参入できるのか?」

「看護師とこれまでいっさい関わったことなどないが大丈夫か?」

と不安や疑いもお持ちでしょう。

これまで“人に依存したビジネスモデル”で事業をやってきましたか?

経営者様には「“人に依存したビジネスモデル”で事業をやってきましたか?」とお尋ねします。

長期的に経営が回る企業であるほど、一個人の能力に依存する事業形態にはなっていないと断言できます。

能力のある人、ヤル気のある人に仕事は集中する傾向があるのは否めませんが、訪問看護では絶対にやめてくださいとお願いしています。

一人の「できる人」に頼り切った瞬間、せっかく着手した事業が全部台無しになって終了します。

何故か。

看護師という方々は、もともと母性が強く、誰かの役に立ちたいと願う性質をお持ちの方が多いです。
つまり、頑張りすぎてしまう。その結果、体を壊したりして辞めてしまい、人がいなくなります。

成功しているオーナー様は、「人に依存しない」ことを徹底しています。

弊社が支援した700社のうち、6割から7割の方が異業種からの参入です。

そしてその中でも特に成功しているオーナー様は、「人に依存しない」ことを徹底しています。

本業で長年に渡り経営をしてこられた方であれば、役割分担、適材適所があってこそ組織が成り立っていることはご承知でしょう。それを訪問看護にそのまま、置き換えていただきたいとお願いしています。

これができたところのみが、勝ちます。

我々がお手伝いすることは、6年間の経験、成功事例に基づく「仕組みづくり」と「ノウハウ」の提供です。

我々の支援、お手伝いすることは「仕組みづくり」と「ノウハウ」の提供です。

成功するか失敗するか。我々の6年間やってきた経験、成功事例に基づき、皆様が短期間で事業構築できるお手伝いをさせていただきます。

成功と失敗の具体例――同じ「ドル箱」地域で差がついた理由

ここで、成功と失敗、両極端の具体例をお話しします。

2つの事業所は同じO市内にあります。開業月はわずか3か月違いで2事業所の距離は2km以内。
担当ケアマネージャーも営業をかける病院も全部同じでした。

なお、O市は要介護認定者が16万人とも言われている「ドル箱」地域ですので利用者(顧客)がいないということは一切ありません。

結果は、両極端でした。

A事業所は開設から1年4か月、いまだに利用者が30名いかない程度です。

かたや、その3か月後の5月に開業したB事業所は、1年で950訪問。
h3、1年経つ1か月前には、2拠点目をオープンさせています。

何故このような違いが出たかお分かりでしょうか?

「仕組み」を入れたか、入れなかったか、だけの違いなのです。

A事業所のオーナー様の場合…

A事業所のオーナー様は、弊社の提供するシステムではなく独自のやり方でやりたいと仰いました。

「いい看護師とめぐり会ったので、あの人を管理者にして、将来的には10拠点くらいやりたい。
そのひとつをその人に差し上げて自分の右腕にしたい。だから指図はしない。
彼女の発想、彼女が採用したスタッフの発想のもとで、いいものをつくってくれたらよい」と。

B事業所のオーナー様の場合…

B事業所のオーナー様はひとつだけ仰いました。
「インキュベクスの言うとおりにやるから、頼むね」と。

決定的な差は、うまくいったところは「全部仕組みで落とした」ことです。

個人の発想は不要です。こちらの指示どおりに実行してください。
言われたとおりのことだけやってください。

こういう事象が起こったときはこう対応してください。
営業活動はこうしてください。等々――

これらを、すべて弊社が指導しました。

(※弊社はA事業所オーナー様のやり方に苦言を呈しましたが、オーナー様の強い意向にやむを得ず従いましたことを書き添えておきます)

看護師は病院で、基本的に、出勤した時間から帰る時間までの実務内容が全て決まっています。

なぜ「仕組みに落とし込み」「決まったとおり、こちらの指示通りにやる」ことで成功できたのか。
それには「看護師の特性」が関わっています。

業界の方ならば周知のことですが、看護師は病院で、基本的に、出勤した時間から帰る時間までの実務内容が全て決まっています。

h3、全て主治医からの指示のもとでしか動きません。
それが病院での実務の「正しいやり方」だからです。

与えられた仕事を取りこぼすことなくやってきた方が、評価をうけて昇給昇格をし、部下の指導にあたっている。

看護師はそういう職種です。

これを何年も繰り返すとどうなるかというと、「指示待ち」が当然になります。
無意識にそういうふうな働き方が習慣化されます。

つまり、A事業所社長が「彼女たちの独自の発想でやってほしい」と考えたことは、前提として成り立ちません。

「独自の発想」は医療現場ではNGだからです。

看護師は患者と向き合ったときはスペシャリストです。

しかし、

名刺などの営業ツールをどうやって作るか? 
営業で何を喋ればいいのか? 
必要な帳票類は何か? 
顧客のカルテの保管方法のルールは?

何も知らず、かといって独自発想もできない看護師にお願いして、開業がスムーズにできるでしょうか。

看護師がパソコンで一生懸命検索して、時間をかけてやっとできあがった営業ツールも的を射たものではない。
開業時期を迎えてもまだ利用者は一人もいない。何か月か過ぎても利用者は増えない。
看護の仕事をするはずが来る日も来る日も雑務をやり、利用者はおらず、営業や告知活動もただやるだけ、その価値観も必要性もわからない。

そのうちオーナー様が「いつまでも何をしているのか、何故数字が上がらないのか?」と看護師やスタッフに問いただす。

でも無理なものは無理ですから、その結果、人が辞めていきます。

厳しいことを申し上げますが、A事業所は完全に経営者のミス、怠慢です。

先程のA事業所は1年4か月で10人くらい入れ替わりました。
いまだに(事業に必要な最低人数)2.5名~3名、ぎりぎりで運営しています。

一方のB事業所は既に2拠点15名体制です。

こうなると、厳しいことを申し上げますが、A事業所は完全に経営者のミス、怠慢です。

最初に注力しなければならない仕組みづくりから逃げたと言わざるを得ません。

訪問看護ステーション事業においては一般の企業以上にしっかりと「仕組みを用意する」こと、「枠を作る」ことで看護師たちは本来の力を発揮できます。

ステーション運営が軌道に乗ってきて初めて、そのステーションの独自色を追求することは勿論構いませんが、事業開始当初からそれができるとは考えないでいただきたいのです。

事業主様には「訪問看護の経験者は採用しないでほしい」と伝えています。

看護師は指示待ちのため、特に医療業務以外のことを「自分で考える」ことが不得手な方が多い。
若い方でもその傾向が強いので、ある程度年齢や経験を重ねた方は言わずもがなです。

このことから、事業主様には「訪問看護の経験者は採用しないでほしい」と伝えています。

「前のステーションではこうでした」と言う看護師がいますが、ほぼその知識は間違っています。
制度まで100パーセント理解して働いている方はほぼいないと断言できます。

それが前のステーションの(間違った)やり方を変えられずに他の看護師にも悪影響を与えるのは単純に不利益です。

必要なのは法律と制度の知識、そして仕組み。

だから、「訪問看護経験者は採用しないでほしい」という結論になるのです。

次回はシリーズ最終回。今回の内容をふまえて、B事業所のように「突き抜けた利益を生む経営をするために」h3おさえていただきたい知識、そしてこれまでの総括をお伝えします。

ここまでお読みくださってありがとうございました。