Vol.1「訪問看護は国策と捉えています。その1」

インキュベクスの青井です。
弊社のサービス「ケアーズ訪問看護ステーション開業運営支援」の事業説明会は、地方説明会も含め、月間10回以上、開催しております。
我々が普段、どんなご案内・ご説明をしているのかをこの場をお借りして、本日より日々お伝えしていこうと思います。
今回は、その1回目として
~こんなストーリーでご案内しております~
Vol.1「訪問看護は国策と捉えています。その1」
と題してお送りします。
病院・施設から在宅への指針が打ち出された理由とは
2012年のダブル改定時に、病院・施設から在宅へ、と指針が打ち出されました。
この理由は、なんでしょうか?
結論から申し上げますと、日本の財政破綻を防ぐため、です。
ご存知のように日本は、世界一の借金大国です。
借金の額は、1,000兆円を超え、政府総債務残高は、対GDP比で239%(2016年度)とデフォルト問題を起こしたギリシャの181%を大きく上回り、断トツの1位です。
日本は、すでに破綻状態にある、と言っても過言ではありません。
望ましいことではありませんが、医療ニーズが高まる一方です。
その上、2015年以降は、出生数700万人~800万人と言われる団塊世代の方々が、高齢者の仲間入りをされ、2025年には、後期高齢者となられます。
望ましいことではありませんが、医療ニーズが高まる一方である、と容易に推測できます。
つまり、現状でも財政破綻状態と言える日本において、さらに医療費が上乗せされていくのです。
しかも、少子高齢化の傾向はますます強くなる。いよいよ破綻が現実に・・・・・
そこで、2012年の改定時に、病院・施設から在宅へシフトしましょう、となったわけですが、どういうこと??在宅へシフトすれば、医療費が抑制できる??
つづきは、明日。