訪問看護ステーションの発展に必要なノウハウとは何か?

インキュベクスの青井です。
訪問看護ステーションは、国の政策と合致した事業であり収益性・将来性・地域貢献性を持った非常に魅力のあるビジネスとなっています。
とはいえ、訪問看護ステーションを継続的に運営し、事業として発展させるためには、それなりのノウハウが必要となってきます。
もちろん、異業種・未経験からも新規参入することは可能ですが、安易な参入をお勧めすることはできません。
今回は、訪問看護ステーションの廃業の主な原因、そして訪問看護ステーションの発展に必要なノウハウについてお伝えいたします。
訪問看護ステーションの廃業の主な原因とは?

その収益性の良さなどから新規参入する企業は増え続けていますが、安易な参入によって廃業に至った例も少なからず出てきています。
廃業の主な原因としては・・・
・看護師を継続的に採用できない
・サービスの質を維持できない
・顧客を継続的に獲得できない
などといった理由が挙げられます。
こうした失敗を避けるには、訪問看護ステーションの事業としての特性を踏まえた事業運営上の明確な仕組みを作り上げる必要があります。
ちなみに、ご本業で成功している企業様でも、その経営ノウハウを訪問看護ステーションに活かせないケースは多々見受けられます。
訪問看護ステーションの発展に必要なノウハウとは

では、訪問看護ステーションの発展に必要なノウハウとは何か?
以下のような事業上のハードルをスムーズに乗り越えることができれば、成功を勝ち取ることが可能になります。
・看護師の採用・増員計画の妥当性
・看護師の教育とモチベーションの維持
・看護師への経営観念の浸透
・経営側とスタッフとの意識の合致
・理学療法士、作業療法士の効果的な投入
・顧客獲得に向けた効果的な営業の仕組みづくり
・ステーションの特徴づけと告知活動
・訪問看護特有のマネジメントとPDCA+S(標準化)の履行
・介護保険・医療保険の複雑な請求事務の理解
・保険加算を取りこぼさないための事務レベルの教育
・実務における緊急時の対応方法の醸成
・法改定時の戦略変更
その他にも、実務においては細部に渡って様々なハードルがあります。
ケアーズでは、全国で750拠点の訪問看護ステーションを支援しており、こうした豊富な実績をナレッジとして集約し、新規のお客様に対する研修や日々のサポート業務に昇華させております。
今月も上記を踏まえた事業説明会を開催致しますので是非、御参加下さい。