インキュベクスの上村です。

皆様に目指していただきたい訪問看護ステーションは、開業1年後には毎月15名前後の新規利用者を獲得できるステーションです。

訪問看護ステーションの顧客単価が月間6万円程ですので、15名の新規利用者増員は、すなわち毎月90万円ほどの売上増加を意味します。

ちなみに、このようなハイペースの訪問看護ステーション経営では、事業成長と医療従事者が、自身の成長を実感できる環境整備や待遇の用意が必要となります。

「訪問看護ステーションは誰とやるか?」が重要です。

皆様に目指していただきたい訪問看護ステーションづくりとは、積極的に地域関係者との交流を通じて、事業成長と個々人の成長を目指す訪問看護ステーションです。

従って、訪問看護ステーションはどういったスタッフとやっていくかということですが、正直、経験者の採用はおすすめしません。

訪問看護ステーション勤務を経験したことがある方でも、毎月10名を超える新規利用者を獲得できるような成長著しい訪問看護ステーション経験者は、きわめて少ないのです。

そういった環境に対応できるよう目指していただきたいのは、マクドナルドのようなテキパキとした職場環境なのです。

マクドナルドのような職場づくりを目指すには

なんといっても、自社の目標や理念・方針を理解いただける方の採用が寛容です。

訪問看護ステーションの申請基準である2.5名を満たすためだけに、応募があった方をとりあえず採用するのはおすすめしません。

しかも、出来る限り30代〜40代の医療者でチームづくりをすることをおすすめしています。

事業所の責任者・管理者登用も出来るかぎり若いスタッフにお願いしたいものです。

弊社直営ステーションではOJT(現場訓練・視察)をお引き受けしています。

弊社直営ステーションでは、OJT(現場訓練・視察)をお引き受けしています。

その他、様々な研修をご用意しています。

特に、経営者様には採用すべき人・採用してはいけない人の選別方法、その他の研修にはぜひご参加いただきたいと思います(毎月2回 第二、第三火曜日開催予定)


上村 隆幸(かみむら たかゆき)

1965年神奈川県生まれ。1998年、起業コンサルタント業を開始し、以来3000社を超える起業支援を手がける。日本の医療のが在宅シフトにともない「子供からお年寄りまで」すべての生活者が安心と幸福を実感できる地域社会づくりに向けて「ケアーズ訪問看護ステーション開業運営支援」を開始し現在全国800社以上をネットワーク。また「介護の王国」では食費を含めた¥95.000を関東圏で実現する。こちらは全国70拠店。

2021年より神奈川県南足柄市で農業生活をスタート。生産者の視点で「農のある暮らし」「農のある医療」「農のある介護施設」づくりを推進している。

青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 MBA
産業技術大学院大学(AIIT)創造技術専攻 事業アーキテクチャ(修士)
国際医療福祉大学大学院 保健医療学 博士課程(中退)
新極真空手 木元道場所属 初段