ほとんどの看護師さんが訪問看護に興味を持っている!?訪問看護への“共感”が看護師さん採用には効果的です

インキュベクスの青井です。
以前、このブログの中で、看護師さんの採用について「地道に“人脈”をたどることで、採用に結びつく」「“人脈”をたどり、なるべく多くの看護師さんと、まず会う」といったお話をしたことがありました。
今回は、上記のように、たくさんの看護師さんと会って話をした結果、看護師さんの確保に成功した具体的な事例、そしてその際のポイントは何だったのかをご紹介いたします。
最近、看護師さんの採用に成功した3人の経営者の事例

以前のメールでご紹介した方法は、ある1人の看護師さんと出会う機会を得たならば、いきなり求人募集の話をするのではなく、まずは会ってお話しし、他にも知り合いの看護師さん・療法士さんを紹介してもらうという方法でした。
そして、たくさんの看護師さんとお話をしたならば、その中に仕事を探している看護師さんもいらっしゃるでしょうし、さらに、条件がマッチする看護師さんにも巡り合える、ということをお伝えいたしました。
実は最近、3人の経営者様がこのような方法で看護師さんの採用に成功したというご報告を聞いております。
士業がご本業のA社長は、知人、友人、ご家族、折込広告を通じ、1ヶ月で8人の看護師さんとお会いになりました。
もともと介護事業者だったB社長は、同様に、1ヶ月で20人の看護師さんとお会いになりました。
人材業者から参入されたC社長は、やはり、1ヶ月で6人の看護師さんとお会いになりました。
3人の経営者様は全員、ステーション開設を目指しての看護師採用を目指していたのですが、皆さま無事に看護師さんの確保ができそうだということです。
看護師採用に成功した経営者様の共通点とは!?

さて、この3人の経営者様には、「たくさんの看護師さんと会った」という以外にも、看護師採用の方法に、ある共通点がありました。
それは、
「最初に看護師さんと会った時に、いきなり求人の話をしなかった」
ということです。
ではいったい、3人の経営者様は看護師さんに、何の話から切り出したのでしょうか?
3人の経営者様が看護師さんに会って、一番最初に語った話。
それは、
「自分たちの開設したいステーションなど、その思い」
についての話でした。
そして、お会いした看護師さんの意見を聞いたのだそうです。
ほとんどの看護師さんが訪問看護に興味を持っています

この数年間で、訪問看護の知名度もずいぶん上がったように感じますが、訪問看護について詳しく知っている看護師さんは、まだまだ多くありません。
しかし、丁寧に話をすると、ほとんどの看護師さんが訪問看護に興味を持ってくれるそうです。
「ご利用者様(患者様)と向き合う看護がしたい」
などのように、看護師さんの多くが訪問看護の業務に
“共感”するといいます。
実際に転職・就職に至るかどうかは、タイミングなどもあるため、なんとも言えない部分がありますが、訪問看護に“共感”した看護師さんが別の看護師さんを紹介して下されば、どんどん出会いが広がります。
出会いの中には、タイミングが合って早期にステーションの仲間となるケースも多くあります。
最初は訪問看護についての思いなどをお話ししてみて下さい

3人の経営者様の成功事例を参考に、焦っていきなり採用の話をするのではなく、ぜひ、最初は訪問看護についての思いなどをお話ししてみて下さい。
もちろん、自分の話だけでなくて、相手の状況などもじっくりお聞きになって下さい。
多くの看護師さんの“共感”を得て仲良くなり、“人脈”と出会いを広げる中に、採用のご縁が必ずあります。
ぜひ、参考にしてみて下さい。