訪問看護ステーション開業ストーリーVol.2『開業場所を決定する際のポイントとその結果について』

インキュベクスの青井です。
先日のブログでは柔道整復師が資格を置いて訪問看護で起業する経緯をお伝えしましたが、本日は『訪問看護のおける適切な開業場所とは??』についてご紹介致します。
先ず以下の商圏調査サンプルをご覧ください。

商圏調査サンプルでは弊社事務所(新横浜)を拠点に車で20分を訪問商圏としており弊社では訪問看護の開業を検討される方々に各地域における
●高齢者率
●高齢者数
●要介護認定者数
●医療機関数
●居宅介護支援事業所数
●競合他社の運営状況
等々
商圏調査レポートを作成しております。
この様な商圏調査レポートを作成すると訪問看護の開業を検討する皆様は『高齢者が密集する地域で開業するか』を考えがちですが・・・・・
訪問看護のおける適切な開業場所とは『訪問スタッフが勤務しやすい場所』を軸に考えるべきです!!
そこで弊社は同社に対して以下を基に開業場所を提案しました。
●各沿線が交わる駅近であること
●バスターミナルがあること。
●駅から徒歩5分以内であること
●初期投資を抑えるためにマンションの一室で物件を選ぶこと
結果、同社は上記の要件を満たした家賃11万円の物件を取得し開業初年度の総額求人費40万円に対して看護師21名、療法士14名の面接に結び付ける結果となりました。

これから同社はオープニングスタッフの人選になりますが次回は『オープニングスタッフにおける適切な人材とは』について御紹介致します。
これまでの記事
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.1『経営者が訪問看護を目指した理由はとは?』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.2『開業場所を決定する際のポイントとその結果について』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.3『経営者様が開業直後に直面したスタッフ問題とは?』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.4『看護師・療法士のアンケート見えてきたこととは?』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.5『営業活動から見えてきた2つの運営モデル』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.6『経営者が下した決断とは?』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.7『稼働率と人件費率』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.8『採用と営業のタイミング』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.9『お金にならない業務について』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.10『一人の利用者様に訪問サービスを最大限に活用いただく方法』
訪問看護ステーション開業ストーリーVol.11『近隣のケアーズとの連携でケアマネージャーの手間を省く』