大田区いちばんのステーションになるのが目標!
利用者様だけでなく、ご家族様への支援も手掛けていきたい
――これからのステーションの展望、夢、次なる目標はありますか?
横地様:まずは、何よりも事業の継続ですね。そして、大田区でいちばんのステーションを目指したいです。
規模的には大手のステーションさんには敵わないのですが、機能強化型として、不動の地位を築きたいと思っています。「困ったときはあいさん」「あい訪問看護は大田区に無くてはならないね」って言ってもらえるような、質のいい看護、中身の濃いケアができるステーションを管理者とも目指しています。

いつかは往診医もつくりたいんです。連携も取れるし、よりよい看護もできますので。私の子供、下の女の子は小3で看護師さんになりたいとずっと前から言っているので、いいぞいいぞ、頑張れって(笑)。
上の男の子は中2で、この子がお医者様になってくれたら往診医も実現するんですけど……先が長いです(笑)。
その次の展望は、自立支援型の施設。魅力的ですよね。でも私、不器用で全てを同時進行っていうのができないので、ひとつずつ。
それから、今ちょうど始めているのが、利用者様の住環境の整備サービスです。
利用者様のお家って、老老介護をされている方も多くて。住環境が悪くなっているところが本当に多いんですよ。
そこに訪問する看護師さんの負担もあるので、なんとかしたくて。ヘルパーさんももちろん入っているんですが、きれいにして差し上げるのも限界があるんですよね。ですので掃除業者さんと業務提携をして、環境整備に力を入れ始めています。
介護保健とは別枠で自費になるので、まだうまく周知や連動はできてないんですけれど。

――それは、元々社長がやりたいと仰っていたご家族支援の一環になりますね。
横地様:そう。利用者様のお家がごみ屋敷になってたりするんです。お子さんなどが同居していないと、近くに住んでいる家族さんだってそんなに毎回掃除に行けませんよね。
それこそ認知症だったら、ごみを捨てないでどんどん溜めてしまうでしょう?
家事代行の会社が1週間に1回でも入ると全然違いますから。
看護師さんが訪問した時「今日の訪問はゴキブリが○匹出ました」みたいなことも普通にあるんですよ。
私は最初の1回、契約の時だけ行って後は電話でやりとりですけれど、看護師さんは毎回、週1回はお邪魔しますから。

ゴキブリがうじゃうじゃいる中に訪問する切なさ……コバエだらけとかね。実際とても大変ですよ。ですから、住環境を整えるサービスは訪問する側、される側、両方に必要だと思うんです。

――そういった住環境の整備も含めて、あい訪問看護ステーションはちゃんとやってくれると評判になりますし、当然ケアマネージャーさんや病院にも伝わりますよね。
横地様:はい、今、伝えている最中です。
訪問看護ステーションの将来性を見据え、開業を考えている方々へ。社長とはどうあるべきか、支えてくれたスタッフへの想い・・・横地社長からのメッセージ
――将来性のある事業として、訪問看護ステーション運営の魅力を、横地社長ならではの経営者視点でお話しいただけますでしょうか。
横地様:診療報酬が下がっていると言われていますが、みなさまご存知のように、これからの時代は在宅医療・在宅介護に向けて、病院の患者様はどんどん病院から出されていきます。最後まで自宅で安心して過ごすためには、訪問看護ステーションは無くてはならない存在だと、自分の経験からも思っています。


――大変なことも多いですが、ストック型であることや収益性等、魅力があると感じておられますか?
横地様:そうですね。収益性だけを見ても医療保険・介護保険が収入の柱となりますから安定しているのはもちろんですが、なにより社会的に必要とされているビジネスです。社会貢献という意味でも非常に素晴らしいですよ。やりがいはありますね。
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