――大変なことも多いですが、ストック型であることや収益性等、魅力があると感じておられますか?


横地様:そうですね。収益性だけを見ても医療保険・介護保険が収入の柱となりますから安定しているのはもちろんですが、なにより社会的に必要とされているビジネスです。社会貢献という意味でも非常に素晴らしいですよ。やりがいはありますね。



――最近、訪問看護ステーションで独立を考えて、弊社に問い合わせてこられる看護師さん、女性の方が増えています。

元々主婦で、販売員を経て社長になられ、現在も社長業と子育てを両立されておられる横地社長から、頑張る女性への応援メッセージなどありましたらお願いいたします。


横地様:今のこの時代を生き抜いている女性は、時間の使い方も上手ですし、メンタルも強いと思います。特にお子様がいらっしゃる女性はすごく、強いですよね。

起業となるとやっぱり大変なんですが、自分のスキルアップにもなりますし、それこそ得られるもの、やりがいは計り知れないと思います。

私は異業種からの参入だったので、医療従事者の資格がありません。看護師の資格を持っておられる方が訪問看護ステーションを経営するなら、自分で経営をしながら、利用者様への訪問ケアもできるので、素晴らしいことだと思います。

最初の一年くらいは大変ですけど、覚悟を決めて頑張ってほしいと思います。うちも、黒字になるまでは、人の問題が多発しすぎていましたから(笑)。

大変なのは間違いないです。最初の頃や一斉退職勃発当時は「何故私はこの業界に足を踏み入れてしまったんだ?」と、考えなかったといえば嘘になります。

今、おかげさまで黒地になって、決算賞与もボーナスとは別に出せるようになって、頑張ってくれるスタッフに還元できて、本当によかったなって思っています。



――今日お話を伺って、本当に大変だったんだなと・・・


横地様:大変でしたよ~。禿になるんじゃないかと思ったくらい。ほんとに、看護師が全員辞めたときは、髪の毛いっぱい抜けましたから(笑)。

でもね、今のスタッフさんたち、特に管理者は、社長の私をすごく立ててくれるんですよ。「うちに依頼が来るのはすべて社長の営業のおかげ」って言ってくれて。「介護する家族に休みはないから、訪問看護ステーションは日曜日もやらなきゃだめよ」って。



――看護師ではない経営者から、雇っている看護師さんには、なかなか言えないですよね、それは・・・。


横地様:言えませんよ!「だったらあなたが回ってください」って看護師さんに言われてもしょうがないです。

でも小林は「私が日曜日に回るので、日曜日に普通に訪問を入れてくれて大丈夫です」って。



――あい訪問看護ステーションは24時間体制、オンコールもやっておられますよね。


横地様:はい、オンコールも。24時間、日曜祝日やっています。うちは担当制なので、看護師は雇用契約のときに希望曜日を聞いて、それに合わせてシフトを決めて、担当の利用者さんを決めます。

小林と小柏の二人が長く、うちを引っ張ってきてくれたんです。もちろん他のスタッフみんなと巡り会えて、ほんとにありがたいと思っています。この出会いはなかなか、得られないものだなって。私とスタッフを繋いでくださった方々にも感謝しています。

この出会いはなかなか、得られないものだなって。私とスタッフを繋いでくださった方々にも感謝しています。

おかげさまで黒字化できて、前年度はパートさんも含めた全員に決算賞与を出せました。みんな喜んでくれました。

そうしたら小林が、みんなに言ってくれたんです。「社長が総取りしている会社もあるのに、うちの社長はこうやって社員に分配してくれるから、ありがたいよね」って、さりげなく。嬉しくて泣くでしょ?(笑)



――泣きますね、それは!


横地様:だから、訪問看護ステーションの社長をうまくやっていくコツは……私も開業半年で一度失敗して学んだんですけど、「ザ・社長」みたいな感覚だと、うまくいかないんじゃないかなって思います。

女性の看護師さんと私が同性だからというのもあると思うんですが。たとえば男性の社長さんなら、「社長!」みたいな感じの方でも大丈夫かもしれません。私の場合は無資格で、しかも女性なので「女社長!」みたいなカラーを出したら、総スカンくらっていただろうなって(笑)。

まあ、元々そういうキャラではないですから。私は歳を重ねても、社長オーラは出ないので、このマネージャーキャラでいこうかなって。



――横地社長ならではの、今までのいろんなご経験・・・保険代理店、コーヒー販売、印鑑販売。そういう人生経験が全部生きて今の社長ご自身をつくり、スタッフさんを呼び寄せて、あい訪問看護ステーションをつくっているのだと感じました。


横地様:人生経験、そうですね。私が持っているのはそれだけです(笑)。

利用者様がうちに依頼をくださって、うちのスタッフが良いケアをしてくれて、それがリピートに繋がって……そのおかげで社会貢献、ご家族支援もできているんです。

私は社長らしくない社長ですけど、開業当初の目標は、周りの人たちのおかげで達成できたかな、と。感謝しています。



―本日は、素晴らしいお話をありがとうございました。


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