インキュベクスの上村です。
本日は、訪問看護ステーションはまだまだ成長の余地があるビジネスだ、という話です。
「訪問看護ステーションとは何?」
そう聞かれれば、医療人ならば誰だって答えられる。
しかし、僕はほとんどの方が訪問看護ステーションの成長スピードや、企業としての価値を知っているとは思わない。
訪問看護ステーションは向こう10年、いや15年の間はまだまだ成長出来るビジネスだ!
訪問看護ステーションを家業だけにしておくのはもったいない
訪問看護ステーションは事業成長が期待出来るビジネスであることは、いまだに知られていない。
それはわずか看護師2.5名でつくることが出来、誰にでもチャンスがあるように見えるからかもしれない。
訪問看護ステーションは早ければ、わずか2年で年商2億円に到達できる可能性があるビジネスだ。
訪問看護の営業利益はおおよそ15~20%だろう!?しかも、その4年~5年分でM&Aは成立する。
訪問看護ステーションは売れるビジネスだ。
今から10~15年もの間、買い手が次々と現われる成長ビジネスなのだ。
僕は大きなビジネスチャンスが到来していることをわかった上で向こう10~20年もの間、家業としてサービス継続を否定していない。
訪問看護ステーションを起業して何回か売却したらいい!
「訪問看護ステーションを起業して何回か売却したらいい!」
僕は直営の訪問看護ステーションに勤務するスタッフに、そう話しかける。
2021年の今、「円滑に運営されている訪問看護ステーションを購入したい!」とおっしゃる医療法人や介護事業者は多数いる。
仮に年商2億円。仮に営業利益が年間4000万円×4年分=1.6億円で売却というストーリー。
このブログを読む方が経営者という立場であれば、20代、30代で1~2回事業譲渡を経験するだけで、売却額の半分をスタッフとシェアしたとしても半分は自分に残る。
すなわち1回あたりのディール(取引)で1.6億円の半分である8000万が自分の報酬。
税金20%を差し引いても、6400万円が手元に残る計算だ。
年収600万円を維持しながら・・退職金をでかくもらう!
事業譲渡したお金ではいろいろ買わない!
僕が20代、30代の医療人に伝えているのはこんなイメージ。
年収600万円を維持しながら、10年以内に2回か3回の事業譲渡を経験して欲しい。
1)まずは起業する(たとえば29歳)
2)3年後に売却する(たとえば32歳)
3)エリアを変えてまた起業する(少し休憩して33歳)
4)そしてまた3年後に売却する。(36歳で売却)
アッという間の5年、10年だ。
2回の事業譲渡で1.2億円前後。3回の事業譲渡で1.8億円前後が入って来る計算。
譲渡で入ってきたお金を、次のステーション起業に回すということだ。
起業でもしなければ年収700万円が天井だろ!?
どんなに頑張って起業でもしない限り、PTの年収700万円が天井だろ!?
でも起業を決めると・・・年収1000万~2000万円は見えてくる。
年収2000万円は結構聞くけれど・・・3000万円は熟練の経営者オジサマしかいない。
事業譲渡を検討しはじめると、大手企業の退職金みたいな大きなお金が生涯で2~3回は手に入れられるはずだ。
ちなみに僕は大真面目。
興味があれば、一緒にビジネスを立ち上げてくれる経営者も紹介出来るし・・・直営の訪問看護ステーションでノウハウを学ぶのもいい!
上村 隆幸(かみむら たかゆき)
1965年神奈川県生まれ。1998年、起業コンサルタント業を開始し、以来3000社を超える起業支援を手がける。日本の医療のが在宅シフトにともない「子供からお年寄りまで」すべての生活者が安心と幸福を実感できる地域社会づくりに向けて「ケアーズ訪問看護ステーション開業運営支援」を開始し現在全国800社以上をネットワーク。また「介護の王国」では食費を含めた¥95.000を関東圏で実現する。こちらは全国70拠店。
2021年より神奈川県南足柄市で農業生活をスタート。生産者の視点で「農のある暮らし」「農のある医療」「農のある介護施設」づくりを推進している。
青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 MBA
産業技術大学院大学(AIIT)創造技術専攻 事業アーキテクチャ(修士)
国際医療福祉大学大学院 保健医療学 博士課程(中退)
新極真空手 木元道場所属 初段