訪問看護ステーションを運営していると、「看護師さんやPT(理学療法士)さんが採用しやすい時期はあるのか?」と気になることがあると思います。
今回も元インキュベクス代表取締役(現:円仁会代表)の上村(かみむら)さんにお話しいただいております。
こちらの動画はYouTubeでも配信しておりますので是非ご覧ください。
結論から言うと、2月の終わりから3月〜4月にかけてが、最もお問い合わせが増える時期です。
これは転職市場の動きと密接に関係しており、多くの医療・介護従事者がこの時期に転職を考えるためです。
実際に、私たちが運営する3つの訪問看護ステーションでも、2025年2月〜4月の期間に7名の看護師さんの入職が決まりました。
今回は、なぜこの時期に採用が活発になるのか、そして採用を成功させるためのポイントについて詳しくお伝えします。
また、2025年の新規出店計画についてもご紹介します。
訪看護師やPTが転職しやすい時期は2月〜4月!
この時期に採用活動を行うことで、優秀な人材と出会いやすくなります。
では、なぜ2月〜4月に転職者が増えるのでしょうか?
1. ボーナス支給後に転職を考える人が多い
多くの企業では12月〜1月に冬のボーナスが支給されます。
そのため、ボーナスをもらった後に転職を決意する人が増えるのです。
2. 4月からの新生活に向けた転職活動
4月は新年度の始まりということもあり、新しい環境で働きたいと考える人が増えます。
特に、子育てと両立したい方や、キャリアアップを考える方がこのタイミングで動くことが多いです。
3. 訪問看護の需要が高まっている
訪問看護は、在宅医療の需要拡大に伴い、求人数が増えています。
働き方の自由度が高く、ライフワークバランスを考えた転職先として選ばれやすいのも特徴です。
採用成功のカギは「見学時の印象」と「制度の見直し」
1. 現場見学時の対応が重要
私たちの訪問看護ステーションでは、管理者やPTリーダーの対応が採用成功のカギになっています。
実際に応募者の方々からも、「現場見学での雰囲気が良かった」「管理者の説明がわかりやすかった」といった声をいただいています。
2. 人事制度の見直しで応募が増える
求人への問い合わせが少ない場合は、人事制度や評価制度の見直しを検討することをおすすめします。
たとえば、、、
- 給与・賞与の見直し
- キャリアアップ支援制度の充実
- 働き方の柔軟性を高める
といった改善を行うことで、より多くの人材を引き付けることができます。
もし、「なかなか応募がこない…」とお悩みの方は、ぜひご相談ください。人事制度や評価制度の改善について、具体的なアドバイスをさせていただきます。
2025年の新規出店計画について
私たちは、より良い人材が集まってきたことを受けて、2025年に新たに3つの訪問看護ステーションを開設するという計画を立てました。
新規出店計画エリア
- 横浜市都筑区(今春開業予定)
- 川崎市宮前区
- 川崎市高津区
各ステーションは、看護師・PT合わせて15名体制を目指し、最終的には3拠点で計50名規模にて、24時間体制の医療サービスを提供していく予定です。
地域に根ざした訪問看護ステーションとして、より多くの方々に貢献できるよう努めてまいります。
まとめ
- 看護師・PTの採用しやすい時期は2月末〜4月
- ボーナス後の転職活動や新年度に向けた動きが活発になる
- 現場見学の対応が採用成功のポイント
- 求人が少ない場合は、人事制度・評価制度の見直しが有効
- 2025年には横浜・川崎エリアで3つの新規ステーションを開設予定
訪問看護ステーションの採用でお困りの方や、これから開業を考えている方、より良い人材が欲しい方など、お悩み事がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。
最後に・・・円仁会とは? |
円仁会は、インキュベクスやケイスラッシュ、医療関係施設など、複数の関連会社を統括するホールディングカンパニーです。今年 1月より私は円仁会の代表取締役に就任し、よりスムーズな運営を目指して、各関連事業所の代表職を信頼できる方々に委ねております。 |