
インキュベクス顧問の上村です。
訪問看護ステーションを運営するうえで、営業活動はもちろん大切です。しかし、実はもっと根本的で大きな力になるのが「採用する力」です。
採用する力とは、看護師やリハビリ職といった人材を計画的に採用し、安定して事業を回していける基盤をつくる力のことを指します。
営業で一時的に仕事を増やすよりも、スタッフが着実に増えることで、ステーションの成長は加速します。つまり、人材採用こそが企業を持続的に発展させる原動力になるのです。
採用担当者がつくる年間2億円の売上成長
年間で20名程度の採用を見込むと、1人あたりが月に約100万円の売上を生み出すと仮定すれば、年間で1.5億〜2億円近い売上成長が期待できます。
つまり、1人の採用担当者がいるだけで、会社全体の未来を大きく変えることができるのです。
「採用する力」は単なる人集めではなく、売上や事業規模の拡大に直結する力だと言えるでしょう。
採用は社長や管理者の兼務では難しい
訪問看護ステーションを立ち上げたばかりの頃、社長や管理者が採用まで兼務するケースは少なくありません。
しかし、規模が大きくなると「採用に専念できる人材」が必要になります。
- SNSを活用した情報発信
- 看護師向け教育カリキュラムの整備
- 事業所訪問や面談でのフォロー
これらを一人でやりきるのは容易ではありません。だからこそ、専任の採用担当者を配置し、採用する力を高めることが重要なのです。
営業活動よりも採用が優先される理由
訪問看護ステーションでは、丁寧なケアや誠実な仕事ぶりが評価され、自然にケアマネージャーや地域から信頼を得られることが多いです。
もちろん営業も必要ですが、無理に売り込みをするよりも「採用する力」を強化し、人材を増やすほうが長期的な成長につながります。
採用できるからこそサービス提供の幅が広がり、結果として地域で選ばれるステーションになるのです。
訪問看護の未来を共に作っていきたい
一人の採用担当者が持つ影響力は大きく、年間数億円規模の成長を支える存在になります。
だからこそ、訪問看護ステーションを成功させたい方に伝えたいのは「採用担当者を配置することが未来をつくる」ということです。
- 採用する力は、訪問看護ステーションの成長を決める最重要ポイント
- 年間20名の採用で1.5〜2億円規模の売上成長が可能
- 社長や管理者の兼務ではなく、専任担当者を置くべき
- 営業活動よりも採用に注力することで企業の持続性が高まる
採用する力を高めることで、企業は地域に根付き、持続的に成長していけます。私たちは、その採用力を支援し、訪問看護の未来を共に作っていきたいと考えています。