
円仁会の上村です。
私は、介護施設や訪問看護ステーションのほか、ケアマネージャーの事業所も経営しています。
2026年中にはケアマネ数20名ほどの体制になる予定で、2027年はさらに40名ほどの採用を検討しています。
そしてこれから、ケアマネ事業所の立ち上げ支援もしていきます。
その中で、私が強く感じていることがあります。
それは、
ケアマネ不足は、待遇や報酬を改善しない限り、解決しない。
ということです。
ケアマネという仕事に見合った待遇を
ケアマネは、利用者様の生活全体を考える仕事です。
利用者様ご本人の希望を聞き、家族と向き合い、医療や介護のサービスを調整する。
一つひとつの判断が、その人の生活に関わってきます。
とても責任の大きな仕事です。
それなのに、その責任や専門性に見合った待遇になっているでしょうか。
私は、ここを変えていく必要があると思っています。
ケアマネが足りないから採用する。
もちろん、それも必要です。
でも、採用することだけを考えていても、根本的な解決にはならない。
ケアマネ自身が、
「この仕事を続けたい」
と思える待遇をつくることが必要だと思うのです。
私たちが設定している給与水準
私たちの事業所では、待遇の一例として、
一般のケアマネジャーで年収560万円から。
主任ケアマネジャーでは年収610万円から。
という給与水準を設定しています。
ケアマネという仕事の責任や専門性を考えれば、これくらいの待遇を目指したい。
私は、そう考えます。
もちろん、給与を上げるだけでは経営は続かない。
ここが、経営者にとって大切なところです。
待遇を上げながら、利益も出す
私は、
ケアマネの待遇を上げながら、きちんと利益も出せる事業所をつくる。
これが必要だと思います。
待遇を上げる。
でも、利益が出なければ事業は続きません。
一方で、利益を出すことだけを考えて、ケアマネへの還元を抑えてしまえば、優秀な人材は集まらない。
待遇と利益のどちらか、ではないのです。
ケアマネにしっかり還元する。
そのうえで、
事業所としてもきちんと利益を残す。
この両方を成立させる。
それが、経営者の仕事だと思っています。
ケアマネが集まる事業所をつくる
これからのケアマネ事業所は、
「どうやってケアマネを採用するか」
だけではなく、
「どうすればケアマネが集まる事業所になるのか」
を考える必要があります。
待遇を上げる。
そのために利益を出せる事業モデルをつくる。
そして、そこで働くケアマネにしっかり還元する。
この循環をつくることが大切です。
ケアマネが、
「この仕事を選んでよかった」
と思える仕事にする。
それが、結果として利用者さんやご家族を守ることにつながる。
私は、そう考えます。
だからこれからケアマネ事業所を立ち上げる方にも、こうした経営を実現していただきたいと思うのです。
ケアマネさんがどんどん集まる事業所づくり。
そのための立ち上げ支援を、これからすすめていきます。