ケアーズ訪問看護ステーション起業運営支援の本部と
訪問看護ステーションを運営している上村です。

 

訪問看護ステーション経営にさらなる一貫性を意識したいと思っています。
ここでいう一貫性とは仕入れから納品までのプロセスを安定的に平準化するということ。

訪問看護ステーションの業務プロセスは
①採用→②教育→③訪問→④報告→⑤請求→⑥営業(仕入れ)→①採用に戻るまでのループ全般。

数多の訪問看護ステーションでは売り物であるサービス提供者の調達が重要。
一方、安定的に人の調達が出来ている事業所の課題はプロセスの平準化となる。
平準化の対象はこんなかんじ。

①安定的な業務受注②業務振り分け③効率的な稼働率④報告・請求プロセスだ。

熟練を問わずに真っ先に強化できるのは【安定的な業務受注】かな。

解決方法の1つはケアマネ事務所の併設、しかも大規模にいきたい。
ナース50名〜100名体制に備えるためだ。

平準化とは各担当者の業務量の凸凹をできるだけに平らにするということ。
サプライチェーン・マネジメントを組み込むこと。

「サプライチェーン・マネジメント(SCM)」はあらゆる調達から販売、請求に至るまでの一連のプロセスを管理し、生産、供給を最適化する経営手法。

一般的には需要が可視化され、供給過剰や在庫過剰を未然に防ぐわけですが、訪問看護ステーション経営では連携・情報共有のあるべき姿からぎ総合化を目指す必要性を感じるのです。

訪問看護ステーション経営の最終形は総合サービス化を目指す垂直展開か、専門特化の水平展開を選択することにつきます。
コスト面の優位性はエリアに特化した総合サービス化という垂直展開に軍配が上がるかな。

僕は【訪問看護ステーション】を経営し、24時間の安心を提供する【介護の王国(住宅型有料老人ホーム)】を併設。
この6月にはクリニック(その先の医療法人化も視野に)。ドクター5名体制までをイメージする。

そして、いよいよケアマネ事務所併設のタイミングを考えている。

全ては一貫性からゴールを目指した場合の計画だ。言い方を変えるとサステナブルナな事業を意識した場合の原理原則だろう。