インキュベクスの上村です。
近頃思う訪問看護ステーションの役割は、「住まいを用意し、訪問介護も提供する!」
につきます。
こんなやり方で弊社直営はおおよその月商は3000万円!
今日は、皆さまにもその方法論を共有させていただきます。
訪問看護ステーションを経営する会社の業績はおおよそ月商3000万円だ!
僕は「訪問看護ステーション」と「介護施設」の経営をしている。
会社の業績は月商3000万円くらいだろうか?
そんな僕はいままで、ケアーズブランドで訪問看護ステーションの起業支援を900社近く行ってきた。
結果から言うと、だいたい月商1000万円~3000万円台の方の支援に成功したといってもいいだろう。
弊社との契約者の80%近くが、月商1000万円前後。
達成までの時間は1年で達成する方も、2.5年で達成という方もいらっしゃいますが、比較的狙える範囲です。
そして、この実績から思うことがある。
◇月商1000万円前後の達成は比較的にスムースにいける。
営業利益でいうと200万円あたりの範囲だ。
◇月商2000万円も20%ほどいらっしゃる。
◇しかし3000万円はどうか?
実は訪問看護ステーション経営で月商3000万円を目指すとなると、結構苦労する。
僕らの支援先でも10社くらいかな?
おおよそ1%の狭き門となるわけだ。
しかし・・・皆が月商3000万円をめざすことのできる環境整備を図りたい!
そんなふうに考え続け、自分なりの答えをここに紹介します。
それは・・・「訪問看護ステーションの役割は住まいを用意し、訪問介護も提供する!」につきます。
こんなやり方で弊社直営はおおよその月商が3000万円!
今日は、ここまでに至った背景等を含め、皆さまにもその方法論を共有させていただきます。
発想を変えると訪問看護ステーションの月商3000万円は身近になる
訪問看護ステーションでいう月商3000万円は、普通に言うとだいたいこんなイメージかな?
1)訪問看護ステーションのご利用者様の数は500名前後。
2)訪問看護師数はパート・アルバイトを入れて40名くらい。
しかし・・この状態を半数以下のご利用者様の数で対応してしまうのが僕の考え方。
具体的には、「介護施設や集合住宅にのみ訪問するサービスに切り替える」と、ご利用者様の数を200名、職員の数を半分でも、月商3000万円はクリアする可能性が
大なのです。
これからの訪問看護ステーションは住まいを用意し、訪問介護も提供する!
参考までに、私が経営する訪問看護ステーションが経営する19床の介護施設売上(内訳)をご紹介いたします。
1)家賃(食費含む)月間180万円(18%)
2)訪問介護サービス 月間570万円(57%)
3)訪問看護サービス 月間250万円(25%)
毎月の利益はおおよそ250万円(営業利益25%)となります。
看護師には年収600万円前後。
そして介護士には年収400万円~550万円を支払ってもなお、大きな収益が残るのです。
介護施設や集合住宅等への訪問看護サービスで高効率を図る!
僕が現在、行っている訪問看護ステーション経営の基本は、介護施設や集合住宅等への訪問看護サービスのみに特化するということです。
一般的に言われる訪問先から訪問先への移動時間が長い訪問サービスは、出来る限りお引き受けしないようにしています。
つまり、効率的に訪問できるところにのみ訪問するサービスを心がけているのです。
介護施設への訪問看護ステーションサービス提供ならば移動時間がゼロ
効率的に訪問できる介護施設や集合住宅を訪問先にした場合の売上と一般的なものとでは、これ程の差が開きます。
以下、ご覧ください。
1)一般的な訪問看護ステーションにおけるナースの訪問件数は、1日4~5件といったところでしょうか?
1日あたりの売上はおおよそ3.2万円~4万円です。
つまり看護師1名が生み出す価値は、最大月商で64万円~80万円前後。
年間レベルでは768万円~960万円となります。
2)一方、介護施設や集合住宅のみの訪問看護サービスの提供を行う場合、訪問件数の平均は1日6.5~7件。
一日あたりの売上は、介護保険の場合で6万円前後にまで跳ね上がります。
つまり看護師1名が生み出す価値は最大月商で120万円前後。年間レベルでは1440万円となります。
額面でいうと、1人の看護師が生み出す価値が年間最大500万円以上変わってくる可能性があるのです。
3名で年間1500万円の価値が変わるのです。
これからは訪問看護ステーション開業が面白い!
これからの訪問看護ステーションは今までとは戦い方が変わります。
「どう変わるか?」「変えるのか?」なんですが・・。
訪問看護ステーションが管理する介護施設や、集合住宅へのみ訪問をするのです。
その数は200名のご利用者様です。特徴は24時間体制のサポートを、看護だけではなく介護サービスも提供しつつ実現するのです。
介護施設や集合住宅の管理や斡旋をしながら1000万円を補助金でもらう!
僕もいま申請を準備していますが・・・
これからの訪問看護ステーションは高齢者等の住まい確保をお手伝いしながら、訪問先を拡大されることをおすすめします。
いままでのやり方ではなく、住まい提供も出来る強みを持って、ケアマネ、病棟からのお仕事の依頼を頂戴するのです。
しかもお住まいの提供支援を通じて、補助金は1000万円獲得が可能です。
そして、僕は高齢者向け住まい提供の支援体制を2名体制で用意します。
訪問看護ステーション内に、住まい提供支援の機能を2名体制で構築します。
その上で毎月7~10名のための住まいの確保をすすめるのです。
年間目標は80室から120室の確保。
2年で160部屋から240名の確保でゴールです。
1名あたりの職員給与は補助金で賄います。
上村 隆幸(かみむら たかゆき)
1965年神奈川県生まれ。1998年、起業コンサルタント業を開始し、以来3000社を超える起業支援を手がける。日本の医療のが在宅シフトにともない「子供からお年寄りまで」すべての生活者が安心と幸福を実感できる地域社会づくりに向けて「ケアーズ訪問看護ステーション開業運営支援」を開始し現在全国800社以上をネットワーク。また「介護の王国」では食費を含めた¥95.000を関東圏で実現する。こちらは全国70拠店。
2021年より神奈川県南足柄市で農業生活をスタート。生産者の視点で「農のある暮らし」「農のある医療」「農のある介護施設」づくりを推進している。
青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 MBA
産業技術大学院大学(AIIT)創造技術専攻 事業アーキテクチャ(修士)
国際医療福祉大学大学院 保健医療学 博士課程(中退)
新極真空手 木元道場所属 初段