訪問看護/訪問介護/施設運営/訪問診療のバックオフィス、起業支援を行っている、インキュベクスグループの上村です。

今日は訪問看護ステーションや介護施設を経営されている方へ、お客様単価50万円以上というところを目指してみませんか、というお話しです。

私は今、訪問看護の拠点を3つやっていて、ユーザー数500名くらい、それから小さな介護施設もひとつ運営しているのですが、訪看ユーザー500名の内、ユーザー単価が50万円以上の方って実はこの介護施設の入居者様19名だけなんですよね。

数字にすると、4%ちょっと。
地域の皆様から大変喜ばれているのにもかかわらず、ちょっと寂しいですよね(笑)
ですから来年2025年からは、毎年50名ずつ住まいの提供ということをしていきたいと考えました。

住まいの提供とは、月額の居住費が食事代は除いて9万円~10万円

そこに訪問介護や訪看のサービスを組み合わせてご提供できるので、合わせるとミニマムで30万円前後がひとつのお客様単価ということになります。
それを最大3,4年後くらいまでに、ユーザー数200名程度まで成長させられたら、ユーザー単価50万円×200名。

面白いのではと思っています。

地域をかなり絞って展開をすると、結構忙しくなるとは思うので簡単ではもちろんありませんが、今までになかった事業所のかたち・サービスのかたちが見えてくるのではないかなと考えています。

僕は、訪問看護ステーションを10拠点、20拠点と増やすことで売上上昇を目指すのではなく、このように展開するエリアをぎゅっと小さく絞った上うえに他の関連施設や医療・介護事業社との組み合わせをひとつのセットとしてサービス提供することのほうが、サービス自体の質の良さや維持・向上、ご利用者ニーズへの対応可能な項目の拡大など、双方にとってより満足度の高い深みのあるサービス提供を目指せると思っています。