訪問看護/訪問介護/施設運営/訪問診療のバックオフィス、起業支援を行っている、インキュベクスグループの上村です。

私はこれまで訪問看護ステーションを、約1000拠点ほど立ち上げの支援をしてきましたが、、
フランチャイズについて最近考えてるんですよね。

私だったら、どんなフランチャイズに入るかなぁと?

フランチャイズ参加の意味合いは品質保証にあると思うんですよね

例えば飲食のフランチャイズであれば味はもちろんその他の品質が一定化しているじゃないですか?
これが最大の意味だと思うんですよね?

例えばなんですが、、
・マクドナルドのフランチャイズだったら入ってもいいよな・・・失礼しました。入らせていただきたい。
その理由は商品開発もしなくていいし、キャンペーンも一緒に乗っかれるし、食材の調達もお願いできそうだし、、

好き嫌いや別にして、味が約束されている強みはありますよね。

・1000円カットのお店を考えるんだったら、フランチャイズ参加を考えてもいいかもしれない。
この手のサービスも人口胴体に影響するされるんでしょうけれども、圧倒的なニーズが考えられるからです。

実は私も1000円カット利用しますけれども、誰が切るかとか全く関係なくて、とにかく早く終えて欲しい。僕の要望は、それだけ。担当者を指名するなんてことも、あり得まないせん。

目的が人では無いからです。

・ラーメン屋・花月だったらFC参加したい。

私の家の近所にも花月があって、いつも感心してるのは、商品開発力の強さでしょうか。
(商品開発チームが組織されているからに他ありません。)

潰れないビジネスは興味あるんですよね。

◆そもそも、フランチャイズビジネスの成功要因って、、

裏切られない味だったり
まぁまぁの技術だったりだと思うんですよね。
  
つまり、人の要素に大きく影響される介護医療分野の仕事には、フランチャイズは適してないように思うんです

◆競合だらけの介護ビジネス

この介護医療分野は特に関東圏においては競合は多数。しかも、人対人のビジネスモデルです。

こと、訪問看護ステーションについて言えば、看護師の持つスキルが低い場合、依頼件数はほぼ皆無なのではないでしょうか?

皆無とは、つまり月当たり0件のオーダーもいただけないということなんです。

給料だけ払い続ける。
しかし依頼はいただけずにそのまま店終いの可能性もあるのです。

特に訪問看護については、24時間体制でご利用者様の健康をバックアップするような看護技術を持ったスキルプレイヤーでなければ依頼はなかなか困難かと思います。

訪問看護ステーションでの勤務を希望する人の中には、病院の激務が嫌で、訪問看護に来る人もいらっしゃいます。

なかなかこういうタイプの人は訪問看護には向きません

また、街中のクリニックで10年勤務経験があると言っても、、依頼をいただく事は少々無理があるかもしれません。
業法や制度がどんどんで変化するので、理解だけでも1年はかかるんじゃないですか?

昔、管理者をやってました、、。
昔、経営をやってました。

こういった類の人にアドバイスを受けるのもどうなんでしょうか?
制度が常に変化するからです。
さらには、待遇(働き方)もものすごくスピード変化しています。

◆介護医療ビジネスは資金力がすべてです。

◆訪問看護ステーションの開業資金は普通に考えると2500万円〜3000万円

ひょっとしたら、1500万での開業もできるかもしれません。
奇跡的に成長はできるかもしれませんがそれは奇跡です。

資金がなければスキルフルなプレイヤーの配置も不可能なのです。
スキルフルなプレイ後は、ケアマネジャーや病院から指名される凄腕のナースを意味しています。

訪問看護ステーション経営は
ナースの給料を抑えて開業するのではなく、ナースには最大の経緯を払い、経験値にふさわしい待遇を用意し稼働率を上げることで、利益成長を狙うものなのです。

ぜひ、わが社の直営ステーション
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