インキュベクス株式会社 上村です。

◆関東圏内(都内、神奈川、千葉、埼玉)開業は最低2000万円は用意したい!

関東圏内には爆発するようなニーズがあるため、訪問看護ステーション開業には2000万円ほどの資金準備を行います。
なぜなら、採用強化する必要があるからです。

私が直営する訪問看護ステーションがある横浜市では、ますます高齢化(要介護認定)が加速しています。
2015年から2019年までの5年間で要介護認定者数は19%増。
2015年から2025年までの10年間では40%増が予測
(2021.12.20 地域医療情報システム(JPAM)調査より抜粋)

横浜市はニーズ拡大エリアであり、2015年の65歳以上人口は87万名だったが、
2025年では実に97万名に増加が見込まれています。
ニーズ拡大エリアにおける訪問看護ステーションの事業成長は、一年で倍増することも珍しくはありません。

僕の意見ですが、訪問看護ステーションは同業他社の存在はさほど脅威にはなりません。
事業成長の為には、医療従事者の積極採用を前提とした資金準備がマストです。
積極採用こそが事業成長を実現する要因なのです。

◆関東圏内の事業事例

私が直営する訪問看護ステーションは毎月15名~25名の利用者様が増加するエリアです
(月間100万円~150万円の月商が積み上がります)※2021年現在 訪問看護×訪問介護等 年商2億円超(実績)

※2022年以降の出店計画は川崎と都内(向こう3年~4年中には月商9000万円(医療者数70名弱)計画)

※駐車場の多い事務所選びをお勧めします。
横浜市内の訪問看護は原則、車移動。弊社直営ステーション事務所は駐車場の多さで選びました(約10台駐車可)
人が増えることはすなわち、車が増え、駐車場も必要になりますので事業成長を見越した事務所選びをおすすめします。

ようするに・・・関東圏内の訪問看護ステーションは大袈裟に申し上げると、急速に事業成長が出来てしまうのです。

◆関東圏内で訪問看護ステーションを開業する場合のポイント

1)事業成長に則した資金準備(2000万円前後は用意したい)                                                           2)管理者をきっちり選ぶ                                                                                    3)訪問看護ステーション経営は、社会貢献的な要素のみならず、ビジネス思考を持つことを社内共有する                                                     4)あらゆるアクションプランにKPIを設定する(営業件数、成長率、稼働率等)                                                        5)求人は稼働率目標を伝えた上で!(ナース5件、PT6件を目標とする(ちなみに施設付き看護師は1日13訪問等をクリア)                                      6)KPIの振り返りを最低週1回は行う                                                                         7)事業の理想は開業前にじっくり管理者と話し合う(管理者任せにしない)                                                      8)地域ニーズに則した組織構築(あくまでもニーズ優先)                                                                   9)経験者は出来るだけ避ける(経験者を採用すると・・1日5訪問~6訪問は実現しない)

参考まで


上村 隆幸(かみむら たかゆき)

1965年神奈川県生まれ。1998年、起業コンサルタント業を開始し、以来3000社を超える起業支援を手がける。日本の医療のが在宅シフトにともない「子供からお年寄りまで」すべての生活者が安心と幸福を実感できる地域社会づくりに向けて「ケアーズ訪問看護ステーション開業運営支援」を開始し現在全国800社以上をネットワーク。また「介護の王国」では食費を含めた¥95.000を関東圏で実現する。こちらは全国70拠店。

2021年より神奈川県南足柄市で農業生活をスタート。生産者の視点で「農のある暮らし」「農のある医療」「農のある介護施設」づくりを推進している。

青山学院大学 大学院 国際マネジメント研究科 MBA(修士)
産業技術大学院大学(AIIT)創造技術専攻 事業アーキテクチャ(修士)
国際医療福祉大学大学院 保健医療学 博士課程(退学)
新極真空手 木元道場(青葉台) 指導