選んでもらえる職場づくりを。
それぞれができることを分担して頑張る雰囲気ができている
田村:だから、実はそういった意味で、僕はインキュベクスさんに加盟しているんです。インキュベクスさんが新しいことを見つけてくる、アンテナの高さに期待しているというか。
新しいもの――介護の王国もそうですが、新しいアイデアを見つけて、仕組み化してリリースしておられますよね。僕はそういう情報が欲しくて、今御社とお付き合いしているところがあります(笑)。
スタッフ皆にも、同じ視点で考えてほしいと話しています。
訪問看護に関しては、全く知らなかったことを僕はインキュベクスさんに教えてもらいましたから(笑)。

ちなみに今、従業員数は30名ほどですよね。



今は、まず現場スタッフの方で判断して、最後に僕も面接に入らせてもらいます。



うちはこじんまりとしているけれど、スタッフ同士の距離が近くて、雰囲気が良いと。「他のところも見せてもらったけど、こちらに採用してもらいたいと思ってます」と言ってもらうことは多いです。
そういう雰囲気をスタッフ皆が作ってくれているんだと思っています。

御社のwebサイト等拝見しても、社長への思いを、工藤さんも石川さんも書かれていますし。社長ご自身がコミュニケーションをとても大事にしておられて、社長にならって現場もそこを大事にしている印象です。
(FBより掲載)
それが御社ならではというか・・・フェイスブックもみんなで書かれて、外から見て、まとまっている感が出ていると感じます。




みんなで考えて、みんなで決めて、ってやってくれてるんで、そこは、すごくありがたいですね。
看護師とは膝突き合わせて対話することも大切。
現場スタッフの思いを汲んで、働きやすい環境をつくりたい


看護師さんと、膝突き合わせて話をしないと、お互いに気持ちが離れていっちゃうだろうなと思います。
看護師さんたちはプロ意識を持って、利用者様第一でやってるわけじゃないですか。それを経営者の僕も共有していることを伝えていくべきです。経営者は現場に出ていかないけど給料払ってるから偉いんだぞ、じゃなくて、ちゃんと話をしていかないと。
とはいっても現実は、スタッフの頑張りに対して他の上場企業みたいに給料も賞与も、多く出せるわけじゃない。今の売上利益の中で、どこまで出せるか。
そうしたら他のカタチで。例えば誕生日のお祝い、忘年会とか新年会とか慰労会とか。微々たるものかもしれないけど、懇親のためのお金を出してあげるとか。
社員の子供に手紙書いて図書カードをプレゼントしたりとか。
僕の気持ちばかりかもしれないけれど、中には響いてくれて、ありがとうございますって言ってくれると嬉しいです。




僕、中学校等にキャリア教育で出前授業行ったりしてるんですよ。日本の将来を担う子供たちが、仕事に対してもっとモチベーションを上げてくれるような、学習意欲、就労意欲が湧くような社会にしなきゃいけない、子供たちにはいろんな上質な教育が必要だと常々考えているんです。
だから、僕のような大人からコメントがついていて図書カードがもらえたら、気持ちが変わる部分があるんじゃないかなって思いますし、働いているお父さんお母さんとの関係も良くなったらいいな、なんて思ってます。

うちは今、託児所も解放しています。やっぱり世の中、子育てで困っている人が多いんですよ。今日も実はある看護師さんが、子供預けられなくて仕事の育休終わっちゃうんです、とお困りになって相談に来られたんですけど。子供の教育、スタッフの満足度を上げること、広く就労環境の整備・・・全部、整えていくことは大事だし、僕は手掛けていきたいんです。
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