インキュベクス株式会社の小林です。

今回は2022年の1月に「ケアーズ訪問看護ステーション開業・運営支援」をご契約された
看護師さん(50代)の事例をご紹介させていただきます。

看護師の挑戦です。(慢性期病棟で15年勤務。その後、訪問看護ステーション1年)

◆訪問看護ステーション開業を決意した背景
2021年より1年間、訪問看護ステーションに勤務されました。その経験から
訪問看護ステーションの市場ニーズの増大を肌で感じられたようです。

◆理想のステーション
あらゆる世代の看護師、PTの働きやすさに拘ったステーションをつくりたい。

◆開設希望エリア(宮城県内)
商圏調査を細かく行った上で開業場所を決定します。
(後期高齢者数の伸び、仕事量、採用のしやすさ、競合状況等を精査)

◆訪問看護ステーション経営における不安点
事業成長に相応しい資金調達に不安を感じていました。

訪問看護ステーションの事業計画

◆開業資金 1800万円(自己資金300万円)
今回の開業では手元資金が300万円という制約のなかで資金調達を計画。
政策金融ならびに銀行融資を活用した上で1500万円を調達する予定です。
※実績を積み上げ、追加融資の制度を活用することも視野に入れています。

◆訪問看護ステーション開業における資金の少なさを補う対策
訪問看護ステーション経営ではニーズに応えられるスタッフ採用をコンスタントに行う必要がありますが、
今回はナース1人あたりの稼働率が100%を超えた時点で追加人員の採用をいたします。
ご自身は「経営者」「看護師管理者」として実務に参加されます。

ケアーズでの開業を決めた理由

  1. 弊社支援先の訪問看護ステーションで勤務されたことがあり、弊社支援を受けた経験があった。
  2. あらゆる不安要素を、無料研修等への参加や、メール・電話での対応で解消できた。
    (検討期間1年)
  3. ケアーズのサポートマニュアルを実際に拝見し、その実績と経験値を確認した上で開業を決断した。

開業に向けたこれからの活動

1)事業計画作成と資金調達支援を利用。
・会社設立をする前提で金融機関への借り入れ申請
  ・訪問看護ステーション開業申請のため、会社設立

2)会社設立(後)
①5月開業に向けた各種準備(方針・方向性・特徴・KPI(開業後アクションプラン決定)
②開業エリア決定(競合調査、高齢化伸び率、訪問看護利用率等から決定)
③管理者研修各種受講(弊社直営ステーションにおける実地訓練ならびに座学)
④給与制度決定ならびに求人活動開始
⑤その他

看護師さんの開業事例をご紹介いたしました。
参考になれば幸いです。